ゲームを愛し、ゲームに愛されたおぢ、YO-SUKEです。
おぢはゲームが大好きです。
一人でプレイする時も
集まってプレイする時も
オンラインでプレイする時も
常に、根本は楽しいと思いながらプレイしています。
息子達にも楽しんでゲームをしてもらいたい…。
だからこそ、長男坊のゲームとの向き合い方は、厳しく躾けてきました。
操作方法からルールやマナー、言葉遣い等
自分だけではなく、皆とゲームを楽しめる為に…。
今回は、息子がゲームで怒る理由と、向き合い方のお話しです。
息子がゲームで負けて怒る理由
長男坊には幼少期からゲームをさせてきました。
私自身「ファミコン」を幼い時から触っていたからです。
手取り足取り教えてあげると、やはり子供。
覚えるのが早い早い。
成長していくにつれ、どんどん上達していきます。
しかし、操作は覚えるのが早くても
メンタル面では、まだまだ子供。
私は一緒にゲームをしても、絶対に手加減はしません。
ゲームだけでなく、スポーツもそうですが、やはり勝負。
手を抜いて、そこで満足されるのが嫌だったからです。
負けて、癇癪起こすほどイライラすることもありました。
そうなると、自分も周りも楽しめなくなっちゃうんですよね。
長男坊がゲームで負けてイライラする理由は
・自分のプレイが上手くいかない。
・相手が卑怯だと思う。
・仲間が思い通りに動かない。
大体いつも、この3つのどれかなんです。
その度、ゲームに対する向き合い方を厳しく躾けてきました。
自分のプレイが上手くいかなくてイライラする息子
「いやぁ出来ない」
「あの人はこうやってたのに…」
長男坊に多いのが、このパターン。
私も昔からゲームをしてきた人間なので
上手くいかなくて悔しいのはわかる。
自分なりに考え、工夫して、何度もトライ&エラーを繰り返し
達成した喜びを感じられるのがゲームの醍醐味だと思います。
だが、今の時代はちょっと違う。
「YouTube」でゲームの上手なプレイが簡単に見れてしまう。
そうすると理想はどんどん高くなり、ゲーム自体を楽しむというよりも
「YouTube」で見た、凄いプレイが出来た時に喜びを感じる
という昔とは違う、ゲームの楽しみ方に変化していっていると感じます。
私は、理想のプレイが出来なくて楽しめず、イライラする息子には
「お前何様のつもりよ」
「ゲームのプロにでもなったつもりか」
「大した努力もしていないのに、出来ない事でイライラするな」
と、口は悪いんですが、いつもそう言います。
長男坊の一日のゲーム時間は、1~2時間。
そんな短い時間で、プロのゲーマーたちと同じプレイが出来る訳が無い。
「YouTube」に動画を上げている人たちは、もっと長い時間努力している。
「人生かけてプレイしている人と、自分のプレイを一緒にするな」
「悔しかったら、毎日1~2時間は集中してやりなさい」
「そうすれば、必ずいつか出来るようになるから」
目標、理想を自分で設定して、努力する姿は凄く良い事。
それがゲームであれ、勉強であれ、スポーツであれ。
だが、頭に入れておいて欲しいのは
他人と自分が同じスタート地点、環境ではないという事。
達成するまでのスピードを他人と比べるべきではないという事。
と躾けてきました。
相手が卑怯だとイライラする息子
「いやぁずるい」
「なんで俺ばっかり狙うの」
長男坊が、まだ幼い時によく聞いた言葉だ。
特に「スマブラ」や「マリオカート」の時に聞く言葉である。
私が言ってきた言葉は
「それが嫌ならゲームをやめろ」
「楽しくできないなら、一人で出来るゲームをやれ」
と、泣かせるほど責めてきました。
誰かとゲームをするという事は
協力プレイでない限りは「勝負」になる。
勝負となると順位や、勝ち負けは絶対に決めなければならない。
「頑張ったからみんな1位だよ」なんて甘っちょろい。
何の為に勝負をしているのか。
1位をとる喜び。
1位をとれなかった悔しさ。
それを糧に、また次の勝負に挑む。
「あなたが必死に1位を狙うという事は、相手も1位を狙っている」
「そこに、ずるいとか、卑怯なんて言葉はありません」
「それでもそう思うのなら、あなたに勝負をする資格はありません」
「勝負を楽しめないなら、あなたはもう負けています」
違法ではない限り、どんな手を使っても、1位を目指せばいい。
1位をとるために、たくさん努力して、考えることが大事なんです。
そして、そういう駆け引き、勝負を楽しむ。
そこは、そういう世界なんですから。
と躾けてきました
仲間が思い通りに動かなくてイライラする息子
「お前何でそっち行くのよ」
「今行けたじゃん」
「マジで下手」
これは長男坊が、大きくなってから増えた言葉。
「スプラトゥーン」や「APEX」でよく聞く言葉です。
「聞こえないだけで、仲間もそう思ってるから」
「もし自分が言われていたらどんな気持ちよ」
「(長男坊が負けたのを見て)うわー長男坊マジで下手」
「もし聞こえてたら、嫌な気持ちにならないか?」
「何言っても相手に聞こえないからってイキってんじゃねーぞ」
と私はキツめに言います。
今は、オンラインで他人と簡単にゲームが出来る時代。
ネット上では、顔も本名も分からないから、相手に聞こえなければ
「何を言っても許される」と勘違いしている子が多いと思う。
長男坊も例外ではなく、物凄く口が悪くなった。
その言葉を聞くだけで、こちらが不快に思うほどに。
「画面越しの相手は、全く知らない人でも同じ人間」
「聞こえないからって、何でも言って良いのか」
「相手も同じこと思っていたら嫌じゃないのか」
「だったら、自分だけでも少し思いやりを持ったらどうなのよ」
相手に聞こえないからと、悪口を言うのは卑怯だと思う。
楽しみ方は人それぞれなので
相手と意思疎通が出来なければ、文句の一つや二つも出るだろう。
ただ、その文句も、普段使わないような言葉で仲間を罵るのは
卑怯であり、不快であり、私は絶対に許したくない。
と躾けてきました。
それが、普段の学校生活で出ないよう
これからも注意していきたいと思います。
ちなみに私は、オンラインでゲームをするときは
「うわぁーん、マジでごめーん」を連発します。
私とチームになってしまった方、下手糞で迷惑をかけて申し訳ない。
息子とゲームの楽しみ方を話し合ってきて
…長男坊がイライラするたびに、物凄く口うるさく言ってきました。
ゲームの楽しみ方に関しては、結構スパルタ教育なんです。
結果、今ではメンタル面での成長も見えて
誰とゲームをするにも、笑顔で楽しくプレイできています。
実力は、もう抜かれそうです…悔しい…。
ゲームからでも、メンタル面で学べる事がたくさんあります。
努力、成功、失敗、勝ち、負け、思いやり、マナー等。
ゲームは「悪」ではありません。
ルールを守れば、誰にでも、誰とでも、年代を越えて
一緒に楽しめる、最高のコミュニケーションツールになり得ます。
子供がゲームですぐにイライラする…。
そんな時は
ゲームを楽しむ為には…。
勝負を楽しむ為には…。
仲間と楽しむ為には…。
と、お子様と一緒に、ゲームとの向き合い方を
今一度、考えてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
皆様応援いただければ幸いです!