アラフォー王子(おぢ)のわがままBLOG

~いつまでもイケイケでいられるように Let’sアンチエイジング~

【ブラックアウト体験談】災害時の偽情報の恐怖

\\シェアしていただけたら、おぢの喜びが爆発します//

YO-SUKEです。

 

今回は過去に私が体験した「大停電」の時のお話しです。

2018年9月6日 北海道胆振東部地震

当時、私は日も上がる前に車で職場に向かっていました。

何かいつもと違うと感じながらも車を走らせていると

あることに気が付いたんです。

 

「信号」が点いていない。

「街灯」が点いていない。

「コンビニの電気」も点いていない…

 

ただの停電かと思いそのまま出社し、会社で初めてニュースを見ました。

 

北海道内で震度7の地震。

 

電気がなくては仕事にもならないので、早々に帰宅し

家族を起こして今後の行動について考えていたんですが

「何時間か経てばすぐに復旧するだろう」

と、その時は甘い考えをもって楽観視していました。

不確かな情報に踊らされる

日も出始め、明るくなったが依然、電気が点きません。

不便はありましたが、1週間くらいであれば

耐えれる備蓄はあったので、焦りは感じませんでした。

 

怖いのは、余震が大きくなること。

被害の拡大だけが不安でした。

 

その時、どこからかこんな話が…

「~が言ってたんだけど、間もなく断水するって」

「~から聞いたんだけど、1か月以上停電が続くって」

「俺が見たのは~私が聞いたのは~」

なぜそんな情報が流れていたのかはわかりませんが

小さな町に、根拠もない噂や情報が

どんどん広まっていっていたのを感じました。

 

ネットやSNSを見ても、確かな情報は得られませんでしたが

全域で1か月も停電が続くのはさすがにヤバいと不安になった私は

停電でも営業していた「スーパー」や「コンビニ」へ向かいました。

 

そこには断水や長期停電を恐れた、人、人、人。

皆、飲み物のほか、保存食や電池等を買い漁っている。

 

不確かな情報でも、争うように商品を詰める姿や

空になった陳列棚を見て、恐怖を覚えながら

私は何も買えず、その場を後にしました。

早かった復旧だが不確かな情報による混乱は恐かった

一日経った後も電気は戻らず、不安は続きましたが

正直、何も出来ませんでした。

「これからさらに強い地震が来る」

根拠もない情報がSNSや、噂話で広まり

何が本当で、何が嘘なのか分からず

不安が大きくなり、変に疲れて

只々、時間が過ぎていく…

 

その後、地震から2日経った頃、断水も起こらず、電気が復旧しました。

 

断水もなく、早い復旧に安心した一方で

たった2日で偽情報に振り回され、疲れていたのに

もし、この停電が1か月も2か月も続いた場合

偽情報が蔓延して、もっと混乱していたのではないかと

災害時の情報について不安を感じました。

そして 能登半島地震 被災者の方へ

今もまだ被災地では、強い揺れや、土砂災害

停電や断水等の、被害や不安があるかと思います。

 

今の時代、SNS等、ネット上には様々な情報が流れていますが

偽情報や不確かな情報も溢れ、災害時には特に、心身共に疲れてしまいます。

冷静に、正しい情報を見極めて、ご自身を守ってください。

 

復旧に向けて各方面で頑張っている人がたくさんいます。

その方達を信じて、時が来るまで今は只、一日一日を生きてください。

 

過去に、私が体験した「大停電」の時に感じた事のお話しでしたが

今回の地震とはケースが違い、お役には立てないのは承知ですが

被災地の一日も早い、被害の終息、そして復旧、復興を願っております。

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