アラフォー王子(おぢ)のわがままBLOG

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【おぢコミック】あの頃の体に戻れたら…コメディと夫婦愛だけじゃない「じいさんばあさん若返る」が面白い

\\シェアしていただけたら、おぢの喜びが爆発します//

YO-SUKEです。

 

新挑 限先生の漫画作品「じいさんばあさん若返る」

これ、今更ながらハマってるんですが…めちゃくちゃ面白いです。

 

もし「命の砂時計」をひっくり返せて、若返れるとしたら…。

 

今回は、おぢが「じいさんばあさん若返る」を読んだ感想です。

※下記からネタバレを含みます。

じいさんばあさん若返るってどんなお話し?

もうそのまんまで

結婚58年目で林檎農家の老夫婦

じいさん(斎藤 正蔵)と、ばあさん(斎藤 イネ)

若返りを経て、若い頃に出来なかったことを満喫するというお話しです。

 

この老夫婦、若い頃は超絶美男美女

それを取り巻く家族や周りの人とのコメディ要素も面白いんですが…

 

何と言っても、長年寄り添い合ってきた二人の夫婦愛に

感動しながらもドキドキが止まりませぬ。

 

今現在、単行本として発売されているのは「7巻」まで

まだ、完結はされていません。

各世代の目線で楽しめる

この漫画を読んで感じた事は、じいさんばあさんを中心に

各世代の目線で上手に描かれていると思いました。

 

じいさんばあさん世代であれば

「年季を感じる夫婦愛」や

「身近にある死への考え」

親世代であれば

「親に対する心配」や

「大人になっても、親の前では子供」だという事。

孫世代であれば

「親や友達にも言えない悩み」や

「じいさんばあさんっ子の気持ち」だったりと

 

祖父母目線で「老いていくという事はこういう事なのかな」とか

親目線で「こういう老夫婦でいたいな」という憧れだったり

孫目線で「じいさんばあさんにしか甘えられない時ってあったなー」とか

 

色んな目線で楽しめて、いろいろ考えさせられる漫画でした。

作者の少子高齢化社会における、過疎地に対しての想い

作中のじいさんばあさんが住んでいる町は田舎で

若い人がどんどん出て行ってしまうような町です。

 

町のイベントやボランティア、町内会は高齢者ばかり…。

人口減少や、大型スーパーの出店に伴い

利用者の少なくなった、寂れた商店街等が描かれていたり…。

「田舎はダサい」と、都会に憧れを抱く若者だったり…。

 

と現実でも田舎町が直面している

「少子高齢化」「過疎化」問題が描かれています。

 

そんな過疎っていく町に対して

高齢者でも、町を守る為に、まだやれることはありますよ。

若者に、田舎も良いところたくさんありますよ。

若かろうが、高齢者だろうが、田舎町を生かすも殺すも

その町に住む人の、小さな思いやり一つですよ。

 

というような作者のメッセージが感じ取れます。

 

私自身、生まれも育ちも北国の田舎なので

的確に、地方の現状が描かれているのは嬉しかったですし

地元への「愛」が感じられて素敵だと思いました。

まとめ

コメディ要素はめちゃくちゃ笑えるし

夫婦愛には超ドキドキさせられます。

 

じいさんばあさんが若返るという、夢のようなお話しですが

内容は現実的で、考えさせられる漫画でした。

 

絵も可愛く、とても読みやすい漫画だったので

若い人はもちろん、高齢者の方も是非、読んでみてください。

老若男女問わず読める、心温まる漫画です。

 

「命の砂時計」の砂が、全て零れ落ちるその前に…

一日一日、しっかりと大事に老いていこう。

そう思わせてくれる素敵な漫画でした。

 

2024年4月にはなんと、テレビアニメ化もされるらしいです。

今年、一大ブームを巻き起こすのではと思えるほど素敵な作品なので

これからも新挑 限先生のご活躍を楽しみにしています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

皆様応援いただければ幸いです!

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